東和マッサージ三茶 鍼治療室三軒茶屋 の日記
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広背筋症候群
2014.02.22
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肩マッサージ
例えば、投球するような動作を繰り返したり、肩を酷使するとおこる症候群です。
1つは広背筋の攣縮(収縮が続く)に伴うフォームの乱れ(肘下がりなど)が原因の腱板損傷や肩峰下インピジメント(肩関節が中で挟み込まれているような状態)が生じるものです。これらを総称して、”広背筋症候群”といいます。
これは、肩関節部に疼痛が出ます。また、肩関節後下方部の硬さで、肩甲骨の過剰な上方回旋と外転で摩擦が原因の”広背筋挫傷”があります。こちらは背部に痛みを覚えます。 腕を上げようとすると「肩の中で肉や何かが挟まれているような」痛みを始め、じっとしているとチクチクするような痛み、何となく肩の関節がすっきりしない、ずれているような感じ、音がする、肩が腫れる、熱を持ったような感じ、シャツの袖を通す時に肩に出る鋭い痛み、背中をこすろうとする時に出る痛み、背中に手が回らない、横向きで寝ると痛くて眠れないなどがあります。
主な原因は酷使傷害、怪我、骨の形成異常、骨棘形成、神経機能障害、筋膜癒着、生活習慣などです。 外傷ですと、交通事故、肩を使ったりよくぶつかったりするスポーツや、重たいものを持ったり支えたりした時などに代表される、瞬間的に起こる怪我です。
瞬間的に体が耐えきれない負荷がかかり、筋肉、靭帯、神経などに物理的な損傷が起こり、肩の機能不全が起こる場合です
日々の積み重ねですと、具体的には机やコンピューターに向かって一日中座って仕事をしたり、背中を丸めてゲームやテレビに毎日何時間も夢中になったり、重たいバックパックを背負ったりする人などによく起こります。
同じ体勢を維持するために、体が長時間酷使され続ける事によって、骨に過剰な負荷がかかったり顕微鏡レベルでの筋肉や靭帯などの組織の損傷が起きます。
肩関節は大変可動域が広く、動きがあるだけに、痛めやすいところでもあります。
気になる方は、ご相談下さい!!