東和マッサージ三茶 鍼治療室三軒茶屋 の日記
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筋萎縮性側索硬化症 とマラソン トレイルなどの運動
2013.04.23
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今日のニュースにトレイルランニングの方が病気で亡くなられた
と聞きました。筋萎縮性側索硬化症ASL と言う病気です。
人の体を触る仕事として、いろいろな方の手足に触れることも多いですが
そのかたがたが取り組んでいるスポーツにも興味がありよくお話しする機会が
合った為トレイルという競技を知っていました。
数年前に富士山に登ったとき、後ろから山道を走って上ってくる光景を見ました。
とてもとても異常な運動だと感じていましたが
仕事でトレイルを趣味にする方、自衛隊員の方や運動関係の方に
このスポーツをされる方を何人も治療したことがあります。
話を聞くとマラソン異常のランニングハイになるようです。
意識が飛ぶぐらいのときもあるようですしかし、
ゴールをしたときの満足感はマラソンにはありますが
走行時にとんでもなく快感になるようです。
このまま走ったら心臓が止まるのではないかと言う
リミッターが外れそうな時に出現すると聞いています。
マラソンも出来ない自分にとってはとても危険な競技と感じていましたが
何人もの方を知ると異常には感じません
医療関係者としては筋ジスやASL・クローヌスなどの病気の方の治療を
していて、すべたが筋肉に神経が付着する検索部分での異常のため
とても想像の出来ない状態を強いるとなる印象があります。
また、ASLはじりじり進行しますが今回の病状は2年でまったく歩行が
出来なくなる状態だったそうです。
マラソンブームの傍らで臆病な意見ですが
トレイルとマラソンは共通点が多く感じています。
休養と栄養を取ってそれらのスポーツに取り組んでいってもらいたいと思います。