東和マッサージ三茶 鍼治療室三軒茶屋 の日記
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テニス肘(上腕骨外側上顆炎) 治療と予防
2012.11.04
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症状の程度によっては、局所を安静にするためテニスを完全に休ませます。
その一方で、前腕ストレッチング、筋力トレーニング、温熱、低周波、レーザー光線などの理学療法、テニス肘用サポーター、消炎鎮痛薬の内服や外用などを組み合わせて行います。
場合によってはステロイドホルモンの局所注射をすることもありますが、急性期にとどめるべきでしょう。 また、手術については保存療法が無効な際に有効とされています。
手術方法としては、伸筋腱起始部解離術、伸筋筋膜切開術、輪状靭帯や関節包の部分切除術、関節内の滑膜切除術などがありますが、成績にはっきりした差は認められていません。
再発予防も含めたテニス肘の予防法としては、ラケットのガットを緩めにするなどのラケットの選択やフォームの改良、前腕のストレッチング、サポーターの活用、テニス後の肘のアイシングなどがあげられます。