東和マッサージ三茶 鍼治療室三軒茶屋 の日記
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テニス肘(上腕骨外側上顆炎、上腕骨内側上顆炎)とは?
2012.10.31
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テニス肘とはテニスのストロークを繰り返し行ったことで肘が痛くなる障害で、バックハンドストロークで肘の外側を痛めるバックハンドテニス肘と、フォアハンドストロークで肘の内側を痛めるフォアハンドテニス肘があります。
どちらもボールがラケットに当たる時の衝撃が、手首を動かす筋肉の肘への付着部に繰り返し加わることによって、微小断裂や損傷を来し発生するものと考えられます。
前者では手首を背屈する(甲側に曲げる)筋肉がついている上腕骨外側上顆(がいそくじょうか)(肘の外側のでっぱり)に、後者では手首を掌屈(しょうくつ)(手のひら側に曲げる)する筋肉がついている上腕骨内側(ないそく)上顆に発生するため、それぞれ上腕骨外側上顆炎、上腕骨内側上顆炎ともいわれます。
バックハンドテニス肘(上腕骨外側上顆炎)の発生頻度については、若年層で少なく、30代後半から50代に多いことがわかっています。
