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後縦靭帯骨化症とは・・・?

2012.10.07

椎体の後面を縦に走る靭帯は後縦靭帯と呼ばれ、頚椎、胸椎、腰椎のすべての脊椎を縦に連結しています。

原因は不明ですが、この後縦靭帯が骨に変化(靭帯骨化)する病気が、後縦靭帯骨化症です。 

年齢とともに、いろいろな靭帯が骨化することはよくあり、なんの症状もないことがほとんどですが、後縦靭帯は、その位置自体が問題を大きくしています。

後縦靭帯は、脊髄の通り道である脊柱管の前壁にあるためこの靭帯が骨化して、年齢とともに厚みを増してくると、脊柱管が挟くなって、脊髄の圧迫症状をおこすことになります。

後縦靭帯骨化症の歴史は浅く、1960年から注目されるようになりました。

東洋人、なかでも日本人に多くみられ、糖尿病や肥満体型の人にとこりやすい傾向があります。また、ある家系に多発することもあり、最近では遺伝的な研究も進められていますが、いまだに原因はわかっていません。

年齢とともに発生頻度が増し60歳以上では、約一割の人にみられるという報告もあります。 

頚椎、ついで胸椎に多く(頚椎部は男性に、胸椎部は女性に多い)、ほかの脊柱靭帯骨化症を合併していることも少なくありません。

とくに黄色靭帯骨化症脊柱管の後ろの壁にある黄色靭帯が骨化する病気で、胸椎部に多く発生し、脊柱管を狭めて脊髄症状をおこすことがある)の合併、あるいは単独での発生には注意が必要です。 

原因究明と治療法の開発にむけて精力的な研究が行なわれており、厚生省の特定疾患(難病)に指定されています。

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