東和マッサージ三茶 鍼治療室三軒茶屋 の日記
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神経痛 症状の現れ方1
2012.10.03
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三叉神経痛
良く顔面神経痛と言われる方が多いですがほとんどがこの三叉神経痛になります。
なぜ? 顔面神経痛とは言わないの? それは顔面神経は運動神経だからです。
運動神経の場合、麻痺と呼びます。
三叉神経は知覚神経なので痛となります。
三叉神経は顔面、口内粘膜、歯の感覚を支配している神経で、左右3本の枝からなっています。
このどちらかの枝の支配領域に、数秒から1分くらいの発作性の鋭い痛みが認められます。この痛みの発作は繰り返し認められますが、発作と発作の間(間欠期)には無症状です。
一般に、三叉神経の第2枝、第3枝に高頻度でみられ、歯磨きの際に誘発されやすいなど、痛みの発作を誘発する特定の誘発領域が認められます。
三叉神経の腫瘍、多発性硬化症(たはつせいこうかしょう)、帯状疱疹などに伴ってみられる症候性のものと、特発性の神経痛とがあります。しかし、最近、特発性の三叉神経痛の原因として動脈硬化などで蛇行した血管が三叉神経を圧迫して症状を起こしていることがわかってきました。そのため、厳密には特発性とはいえなくなっています。
