東和マッサージ三茶 鍼治療室三軒茶屋 の日記
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不安神経症(全般性不安障害)
2012.09.20
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不安を主症状とする神経症を、不安神経症といいます。
不安は漠然とした恐れの感情で、誰でも経験するものですが、はっきりした理由がないのに不安が起こり(あるいは理由があっても、それと不釣り合いに強く不安が起こり)、いつまでも続くのが病的な不安です。
不安神経症では、この病的な不安がさまざまな身体症状を伴って現れます。
なお、国際疾病分類などでは「神経症」という用語はすでに正式な診断名としては使われなくなっており、従来の不安神経症にあたる診断名は、現在では「パニック障害」か「全般性不安障害」です。
パニック障害は急性・突発性の不安症状が特徴ですが、全般性不安障害は慢性の不安症状が長く続くのが特徴です。パニック障害については次回で述べるので、ここでは全般性不安障害について解説します。