東和マッサージ三茶 鍼治療室三軒茶屋 の日記
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胸郭出口症候群の治療
2012.08.27
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胸郭出口症候群は急激に進行する病気ではなく、自然に治ることもあるので、あせらず、ゆっくり治療を受けることが大事です。
くび、肩を動かす運動療法(ラジオ体操程度)は、根気よく続けてみるべきです。
くび、肩、腕への温熱治療や、消炎鎮痛剤および筋弛緩剤などの薬物療法も治療の効果のあることが少なくありません。
鎖骨上部の押さえて痛い部位(前斜角筋内)に局所麻酔剤を注入することもあります。
こうした治療を続けても胸郭出口症候群の症状が改善せず、日常生活にも支障をきたすようであれば、手術を考えます。
胸郭出口症候群は、その発症の原因が解明されていない面もあり、手術の効果は必ずしも高いとはいえないのが現状です。