東和マッサージ三茶 鍼治療室三軒茶屋 の日記
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妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)の怖さ
2012.07.03
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妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)は、主に妊娠後期(8ヶ月)から発症し、妊婦さんの約1割に症状が出るといわれています。
妊娠中期などの、早めに発症した妊婦が悪化する傾向にあり、重症になると母子共に大変危険な状態になります。
妊娠中毒症になると、血管が収縮して、血液の循環が悪くなります。
胎盤へ向かう血液の量も少なくなり、おなかの赤ちゃんへ十分な血液が流れなくなることがあります。
万が一重症化すると、赤ちゃんが十分な栄養や酸素を受け取れなくなって発育が遅れ、体重が増えなくなったり、元気がなくなったりすることがあります。
最悪の場合、赤ちゃんが子宮内で仮死状態になることもあります。
また以前は妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)は後期に起こるつわりと考えられていたようですが、最近では、つわりとはまったく別物ということがわかりました。