東和マッサージ三茶 鍼治療室三軒茶屋 の日記
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女性と腰痛
2012.04.25
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今日からシリーズで女性と腰痛についてお話したいと思います。
女性は男性に比べ腰痛で悩むことが多いものですが、それは女性が男性に比べて、体の構造が先天的に腰痛が起こりやすいためだと言われています。
女性が先天的に腰痛になりやすいのは、生まれつき股関節の成長が不完全の女性が多いということや婦人科疾患が遺伝しやすいこと、妊娠や出産で腰に大きな負担をかけてしまうことなどが挙げられます。
また、女性の骨形成には女性ホルモンが深く関わっているので、閉経して女性ホルモンが少なくなってくると、骨粗しょう症になる女性が非常に多く、それが原因で腰痛が起こる人もいます。
女性ホルモンはそればかりではなく、月経時や妊娠中の腰痛、婦人科疾患にも大きく影響していることが分かっています。
婦人科疾患は女性だけに起こる疾患ですが、婦人科疾患が起こる場所は卵巣や子宮など、下腹部に集中しますので、婦人科疾患があると腰痛も起こりやすくなります。
このように、女性というだけで腰痛の原因に取り囲まれているようなものなのです。
腰痛で悩む女性が多いはずです。
まだ腰痛が起こっていない人もいつ腰痛が起こってもおかしくありません。
しかし、諦めることはありません。
腰痛は治療やちょっとした対策で随分と軽減することができます。
明日、以降も女性と腰痛に付いてお話いたいと思っております。
